みなとカヤックツーリング2014

日程 平成26年7月26日(土)
参加条件 セルフレスキューができる方
カヤック装備がご用意できる方
参加費 お一人様 3,000円(保険・レッスン代込)
定員 先着50艇
目的  酒田市のまちづくりは北前船の海運にある。1672年に川村瑞賢によって年貢米を幕府に運んだ西廻り航路が開設されてから、物流やそれに由来する人的、文化的な交流によって文化形成がなされているまちであるが、市民と海との関係が希薄であることから、

1.中心市街地や周辺観光と港湾空間の一体化を推進し、港町酒田の景観を大事にしながら港湾区域をより充実した賑わい空間づくりと啓発活動を展開する必要がある。

2.より多くの人が「海」や「港」に関心を持ち、参加できるようなイベントの開催が望まれる。

海、港湾は、国、県(港湾管理者)、市が連携して課題解決にあたる必要があるが、これらの連携を当NPOが中心なる連携組織を民の視点で作りあげ課題解決していくことを目的とする。

目標

 目的達成のため行政機関である国土交通省東北地方整備局酒田港湾事務所、酒田海上保安部、山形県県土整備部港湾事務所、酒田市商工観光部商工港湾課と民間団体である当NPO、公益社団法人酒田青年会議所、酒田商工会議所青年部が課題解決のための連携組織を立ち上げ、当NPOがノウハウを有しているカヤックによる親水空間体験事業を通じて、民が主体となり、連携体制を構築することで民の視点での課題解決にあたる。
また、カヤック体験を通じて海や水辺を体感し、市民と海、港の水辺の距離を縮めることで、まずは海、港についての市民意識を高める。これは、市民参加のカヤック教室という継続的な事業として行っていく。次に、連携した官民での体制のもとに市民参加で民の視点で、目的となる課題を解決のための方策を探っていき、それぞれの行政計画にフィードバックし、課題解決をはかっていく。具体的には行政計画である酒田港長期構想(30年先の酒田港の将来像を描いた計画)、山形県や酒田市の総合発展計画の策定や推進計画の中に結果をフィードバックしていく。
フィードバックについては、公益社団法人酒田青年会議所や酒田商工会議所青年部とシンポジウムやワークショップ開催という形で行っていく。行政機関、民間団体が連携することにより、より広く継続な活動を実現し市民参加型親水空間の賑わい剔出を地域の活性化につなげるとともに、次世代がより海に親しむ地域づくりを実現することを目標とする。

ビギナーコース(約7km)

初級~中級コース AM9:30~AM11:00
第一船だまりから酒田港内、新井田川河口へ、山居倉庫山居橋で折り返すコース
対象者:カヤックを漕げる方

ツーリングコース(約15.7km)

中級者~上級者コース AM8:00~AM11:30
酒田港より出発、新井田川から豊川へ、酒田港内を通り1周するコース
対象者:カヤック経験が豊富な方

6月21日(土)大浜海岸で開催された練習会